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SM千夜一夜物語

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変態雄犬キクオの妄想日記です。

第36夜 【SMの本質を教えてくれる本…「BEEHIVE(蜜蜂の巣)」】

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「Beehive―蜜蜂の巣」 (ビッグコミックススペシャル)
鈴木瑶子:原作、森園みるく:著、1997年5月・小学館発行、192頁、A5版。
その昔スピリッツで集中連載されたSMコミックの最高傑作。

第1話/PLAY.1、第2話/PLAY.2、第3話/PLAY.3、第4話/PLAY.4、第5話/PLAY.5、第6話/PLAY.6

<主な登場人物>…鈴木洋子(SMクラブ・蜜蜂の巣のナンバー1女王様)、堀内政人(タクシー運転手だったが洋子に見い出され、専属の奴隷に。彼女にもらった名はポチ)

<あらすじ>…ルーティンワークとして、親の勤めるタクシー会社の運転手を4年も続けていた堀内政人だったが、ある日、女王様・洋子を客として乗せる。政人を気に入った洋子は彼に、自分が勤めるSMクラブの名刺を渡すのだった(第1話)。
洋子の客・イスオが相談があるという。呼び出された場所に洋子が行ってみると、彼は妻・好子を連れていた。洋子の前ではMのイスオだが、どうやら家ではSだという(第2話)。

<その他の登場キャラクター>…心理学者(第1話)、イスオ・好子(第2話)、コロ(第4話)、佐藤真哉(第5話)

★SMクラブに勤める現役の女王様が執筆した原作、ということです。
ただ、この本(コミック)は、
描かれているSMプレイを見て(それはそれなりによく描かれていますが…)、
単純に、参考にしたり、楽しませてもらえる、というものではありません。
SMとは一体何なのか、Sはどのように行動し、Mはどのように考えて動けば良いのか、
SMにおける信頼関係とは…等を真面目に考えさせられる、
プレイの元となる「精神的SMの世界」を描いたものです。
ですから、SもMも、どちらにとっても、
<考えなければならない>という、
ある種の「責め」を負わせられてしまう作品です。

正直に言ってしまうと、ここまで究極的に考えるよりは、
もっと楽しんで良いのではないか、
つまり、哲学としては面白いけれども、実践的にはどうか、
と感じていますが、
昨今のエゴSやエゴMの方々には、
高いお金を払ってでも買って読む価値は十分にあると思います。
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by M-kikuo | 2013-01-08 19:54 | M男の本棚 | Trackback | Comments(0)
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